マスターズ制度
個人タクシーをご利用されるお客様が、乗車の前に、安心して乗れる個人タクシーを選択できるよう、優良個人タクシーであることの「情報」を提供する方法としてマスターズ制度(優良個人タクシー事業者認定制度)を設けました。
ひとつ星、ふたつ星、マスター(みつ星)の3つの称号があります。
【ひとつ星】
マスターを目指す個人タクシーはマスターズ宣言をして、ひとつ星になります。
【ふたつ星】
ひとつ星を最低6ヶ月間以上掲示した後、認定基準に抵触した事案がなければ直近の12月1日にふたつ星に認定されます。
(ふたつ星及びマスター(みつ星)の認定日は年間1回、12月1日に限られます。)
道路交通違反や苦情など、認定基準に抵触した場合には降格します。
【マスター(みつ星)】
1年間ふたつ星を掲示して、「マスター認定基準」による審査に適合して、3年目にマスターに認定されます。
その後、毎年更新の審査を受け、不適合の場合には降格となります。
認定基準
道路交通違反や苦情など、認定基準に抵触した場合には即刻降格し、ひとつ星からやり直します。
基本事項
制度参加事業者に必要な基本的事項を確認
- 個人タクシーとして、一般ドライバーの模範となるような運転操作をしている。
- 道路運送法等の関係法規や所属団体の規約等を遵守している。
- 所属団体及び交通共済における定款・規約・規程・内規等及び理事会・総会等の決議事項に抵触していないこと。
- 所属団体において、賦課金等を滞納していないこと。
- 所属団体・交通共済等の講習会に欠席していないこと。
(やむを得ない理由がある場合を除く。) - 街頭指導((社)都個協、東個協、都営協、交通共済)等で指導された際に指導不服従がないこと。
- 行政通達等の違反がないこと。
- 道路運送法等の違反により処分(勧告以上)を受けていないこと。
- 組織・団体の一員として、相互扶助の精神に基づき活動している。
- マスターズ制度の経緯・目的及び仕組みを正しく理解している。
安全運転
安全運転の確保及び維持について確認
- 運転記録証明書(無事故・無違反)が、昇格・更新条件を満たしている。
- 交通事故(無事故)の取り扱いにおいて、昇格・更新条件を満たしている。
過失割合30%超の事故を起こしていないこと。 - 自動車事故対策機構等の適性診断を規定どおり受診している。
- 車両の点検整備等を励行して、整備不良による交通事故の防止に積極的に取り組んでいる。
- 健康管理に常に留意するとともに、規定に基づく健康診断を受診している。
良質なタクシーサービス
良質なタクシーサービス提供に関する確認
- 接客にあたり、お客様の立場に立って考え、満足してもらえる対応をしている。
- (社)都個協、東個協、都営協等の賞罰審査会等で指導又は処分を受けていないこと。
- タクシーセンターの指導事案、苦情事案、適正運営推進制度違反等で団体へ通報がないこと。
- 乗降の際の挨拶や忘れ物をさせないように細心の注意をはらっている。
- 快適な輸送に努めるため、車内清掃や服装等に常に注意をはらっている。
- 環境対策や防犯対策にも配慮した事業運営を行っている。